Dトラッカーに中華PWK装着
セローでPWKの性能を体感したらDトラッカーに付けたくなったので中華PWK35を注文しました。注文後約2週間ほどで手元に届きました。
以前手に入れた中華PWK28に比べるとバリが多いです。適当にヤスリで削っておきました。
エンジン側は無加工で取付できますが、エアクリ側は長さが足らないので取付できません。なので、塩ビパイプを適当に加工してアダプタを作成しました。型式はDV-IN 50X40です。
これをキャブに装着すると
そして、車体に装着するとこのようになります。アダプタとキャブ本体に若干隙間があるので適当にダクトテープかアルミテープで埋めてホースバンドで締め付ける予定です。
車体との干渉はありません。セルモータへの干渉も大丈夫です。
また、キャブ本体を取り外すことなくフロートチャンバーへアクセスできます。セッティングがしやすそうです。
アクセルワイヤーとスロットルは以前にスーパーシェルパにPWKを装着するために買っておいたCR125用のものを使用します。
パーツナンバーは以下のようになっています。
- ケーブルCOMP スロットル 17910KS6405 (長さ約95cm)
- ハウジング アッパースロット 53167KA2010
- ハウジング アンダースロット 53168KA2010
- スライダー スロットル 53169KA2000
- パイプ スロットルグリップ 53141KR8000
取り付けてみるとスロットルワイヤーがちょっと長いようですが使用できそうです。
次回、始動チャレンジ。
【悲報】TY250Zスコティッシュのリアキャリパー壊れる(解決済)
タイトルの通りTY250Zスコティッシュのリアキャリパーが壊れました…
リアタイヤを外してクラッチケーブルを交換してリアタイヤを取り付けようとしたところリアキャリパーがガタガタでキャリパーサポートと接続していないことで気づきました。よくよく見てみると
なんとリアキャリパー側のスライドピンが折れてます!(赤丸の部分)一体いつからこの状態なんでしょう、二度吹かしの練習の衝撃で折れたのでしょうか?
キャリパーを取り外してみます。
ばっちり折れていますね。
YAMAHAからパーツも出ませんし某オクやフリマアプリにもスコティッシュのリアキャリパーは出品されていないので、どう治そうか途方に暮れていたいのですが、ふと、セロー225のリアキャリパーを見るとスコティッシュのリアキャリパーとそっくりなことに気づきました。試しにセロー225のリアキャリパーにスコティッシュのキャリパーサポートが付くか試したみたところ…
なんと付けられました!
ぱっぱとセローからリアキャリパーを外してスコティッシュにつけてみると…
付きました!ホースの取付口が若干違いますが問題なしでした。エア抜きしてブレーキがしっかり効くのも確認済みです。
調べてみるとスコティッシュのリアキャリパーはNISSIN製で、セロー、TT250R、KDX系、DR250と同一なようです。(それぞれホースの取付口が違う?)
さらにDR250のパーツリストを見てみると折れたスライドピンが単体で出ることがわかりました。シールセットもYAMAHAから購入するよりかなり安いのでこの機会に購入してオーバーホールしようと思います。部品番号と価格は以下のようになっています。
ピン 59305-27C00 ¥572(税別)
シールセット ピストン 69100-13810 ¥508(税別)
最悪、数か月はスコティッシュに乗れないのを覚悟していたのであっさりと解決して助かりました。セローのリアキャリパーはTT250Rのリアキャリパーを某オクで手に入れたのでそれを使います。
さて折れたスライドピンをリアキャリパーからどうやって外そうか…
増車しました(6台目)
いきなりですが増車しました。
完全レストアベースのスーパーディオです。
いきさつとしては、Twitterのフォロワーさんが解体屋に行くというので面白そうなので付いていったところ、ごみと一緒ならタダで良いと言うので引き取ってきました。
現状の状態は
- 不動
- 圧縮はある
- クランクケースなし
- フロントキャリパーなし
- 燃料タンクなし
- キャブレターなし
となっています。
原付を弄るのは初めてなので調べながらゆっくり治していくつもりです。ちょっと調べた感じではパーツが安くていいですね。また、フォロワーさんはスーパーディオを弄り倒している方で、困った際にアドバイスを頂けそうです。
方向性としては余ってる中華PWKを付けて80ccにボアアップして黄色ナンバーにするつもりです。
しかし、これで所有バイクの台数が6台となりました。ガレージの中が完全にバイク屋になっています。
セロー225のPWKのセッティング ②
セローが無事に治ったので新年早々PWKのセッティングをしにいつもの河川敷に行ってきました。
雲一つない晴天で空気が澄んでいて気持ちがいい元旦です。良いセッティング日和になりそうです。
現在のセローの仕様は以下のようになっています。
ぼちぼち試走をしているとトラ車に乗っているH氏が練習に来ました。予定を合わせたわけでもないのですがお互い正月からバイク馬鹿全開ですね~。ちょこちょこ試走してもらいアドバイスを頂きながらセッティングを出していきます。
で、出たセッティングは
MJ118、PJ35、ニードルN68F、段数上から2段目
となりました。
パワーリフトもできました。アイドリングからのガバ開けにも耐えています。ニードルのセッティングが若干濃いような気がしますが、とりあえず、このセッティングでお山やコースを走ってみたいと思います。
あ、そのまえにタイヤとスプロケット交換しなきゃ…
セロー225の中華PWKのセッティング ①
セロー225に装着した中華PWKのセッティングはMJ120、PJ32、AS戻し1と1/2で100キロほど街乗り走行して走れていたのですが、ある日低速からガバ開けしたところストールしてしまいました。
ここからセッティング地獄の幕開けです…
とりあえず、Twitterのフォロワーの方々のアドバイスでMJ115、PJ28にしたところガバ開けでもある程度ついて来れるようになりました。プラグの焼けはこんな感じです。
河川敷でセッティング
というわけで、試走も兼ねて自走でいつもの河川敷でセッティングを行ってきました。
タンクを外してキャブを開けて試走して…タンクを外してキャブを開けて試走して…セッティング出しは疲れますね…
トラブル発生
そんなこんなで数時間経った時、セローから猛烈なタペット音がしてきました。
これはやばいと思い、急遽セッティングは中止して帰宅しました。
帰宅してバルブクリアランスを確認してみると…
吸気側のロッカーアームのクリアランスを調整する固定ナットが吹っ飛んでいました…
バルブクリアランスもガバガバ状態でした。自走で帰宅できてよかったです…
腰上を外してナットを摘出できました。
バルブも確認したところ…
左が排気側で右が吸気側のバルブです。吸気側はめちゃくちゃに削れています…
これはもう使えないですね。某フリマアプリで中古のバルブがタイミングよく出品されていたので購入しました。
購入したバルブです。問題なく使えそうです。適当にすり合わせをして組みました。
また、某所でめちゃくちゃに安い価格でKX用のPWKキャブが売られていました。ダメ元で購入してみたところ届いたものはしっかり本物のPWKでした。儲けものでした。もう持った瞬間の質感が中華とは比べ物にならないです。
それと、某所でセロー用のスーパートラップの中間パイプが出品されていたのでこれも購入して、スーパーシェルパに使用していたスーパーサウンドをセローに移植しました。マフラーステーの位置が若干ずれていたのでホムセンの鉄のステーを使いました。
まあ、という感じで腰上とマフラーとキャブを組みなおして始動確認しました。
セローの腰上と本物のpwkを組んで始動確認。異音もなくなった。
— ほげ (@Nameless_Grave) 2020年12月25日
さあ、セッティングの再開だ😇 pic.twitter.com/2GPuy1aQZu
無事に異音もなくなったのでこれで心置きなくセッティング出しを再開できます。
続きの記事
増車と車両入替しました③
車両入替
車両入替は11月末に行いました。。Twitterのフォロワーさんの伝手での車両交換になりました。
入れ替え対象のバイクはRMZ250です。いつもの河川敷でラストランです。乗ってて楽しいですが周りにモトクロスをやっている知人が居なかったのが敗因ですね…
で、帰りにそのまま車両を入れ替えました。新しい車両は現状エンジンがかからないGASGASの2002年式EC200です。黄色いバイクから黄色いバイクに乗り換えです。私も遂にお洒落な欧州車に乗るときが来たようです。
欧米で長期間に渡って販売されていたようで社外パーツが豊富にあり、流用部品の情報もあり、意外と整備ができそうと判断して乗り換えを決断しました。
エンジン始動チャレンジ
EC200の現状は
- エンジンかからず(半年前はかかったらしい)
- 前のオーナーは街乗り!で使っていた
- チェーンサビサビ
- 前後タイヤご臨終
- エアフィルターぼろぼろ
- ラジエターガード有
- 自作チャンバーガード有
- ギアオイルドレンボルトが舐めている
- ZETAのファットバー
- フロントブレーキマスターからフルード滲み
- 書類有
となっています。とりあえずキャブを外してOHします。開けてみると…
KEIHINのPWKにはカニ味噌が入ってるですね(﹡´◡`﹡ )
ってこんなんでエンジンかかるわけないだろ!というか、すっごい臭い!これがガソリンの腐ったにおいか!
とりあえず、キャブクリ漬にして一晩おくことにしました。
翌日、フォロワーさんがガレージに手伝いに来てくれました。
- タンクコックOH
- エアフィルター交換
- プラグ交換
を行ってなんとかエンジンをかけることができました。
フォロワーのいなばさんの助けを借りてなんとかec200のエンジンかかりました。
— ほげ (@Nameless_Grave) 2020年11月23日
異音もなく快調の予感。
ただギアオイルのドレンが舐めまくってたので明日バイク屋のおじさんに見せに行きます。 pic.twitter.com/tYtx3jGEkk
思ったよりエンジンの調子は良さそうです。なめていたドレンも後日バイク屋で無事に摘出できました。エンジンは無事にかかったので周辺部品を治していきます
- 冷却水交換
- ギアオイル交換
- 前タイヤVE
- 後タイヤ540DC
- チェーン交換(激安の台湾製ノンシール)
- 保安部品撤去(公道走るつもりはないので)
- ライトユニット撤去
- スイングアームとリンクのグリスアップ(サビサビではないが渋くなってました)
と、ひとまず走れるようにはなったのでシェイクダウンします。
シェイクダウン
いつもの河川敷でシェイクダウンです。冷間時もキック数発でかかります。
1日軽く走ってみての感想は、2ストのパワーと音が官能的で素晴らしいです!これは絶対に乗りこなしたい!
ただ、やはりキックは辛いですね。ギアが入ってる状態でクラッチ握ってのキック始動は私の脚力ではちょっと厳しそうです。
ちょっとしたヒルクライムもしたのですが、パワーの出方が4stトレールとは全く違うので途中で失速して失敗してしまいました。2ストの乗り方を覚えていかないといけないと実感しました。
総評として、あの値段でこれなら大満足です。今後も頑張って乗っていきたいと思います。
今後
とりあえず、シェイクダウンも済ませたので今後やることをまとめておきます。
- リアサスのバネレートをさげる
- フロントフォークOH
- シートあんこ抜き
- リンクロッド延長してローダウン
- フロントブレーキディスク交換
- アンダーガード装着
- フロントブレーキマスターOH
それぞれもう目途は立っているので追々記事にしていきます。
増車と車両入替しました②
前回に引き続き増車した車両の紹介です。
2台目は9月頭に増車した2003年式セロー225WE(5MP)です。こちらも格安で知人から購入しました。しかも2023年までの自賠責付きで譲ってもらいました。
画像ではホイール付いてますが知人が乗り換えたトリッカーに移植する予定とのことで後日引き取りにきました。
現状
ぱっと見の現状は以下のようになってます。
- エンジン実働。走る止まる問題なし
- レアルエキップのワイドステップ(これがこの車体の売り笑)
- オイル漏れ有
- 顔面ゼッケン化(ダサい…)
- 純正のライトカウル有(ヘッドライトユニットに割れ有)
- 社外メータ
- 純正メータ有
- 社外メータのための走行距離不明(知人曰く、35000くらいとのこと)
- 前後ウインカーLED化
- 前後ホイールなし
- 外装ぼろ(オフ車だから気にしない)
- ハンドル曲がり有
- サイレンサーのエンド部に穴有
やること
現状を踏まえたうえでやることをまとめました。
- オイル漏れ止める
- ついでに腰上OH
- クラッチOH
- ロッカーアームのスプリング除去
- 中華PWKキャブ奢る
- 各部のOリング交換
- 前後ホイール入手
- 電装系治して純正のライトカウルとメータを付ける
- ハンドル交換
- 520にコンバート
オクでお手頃価格で前後チューブホイールが出てたの落札しました。ブレーキディスクが付いていなかったのでAliで注文しておきます。
治していく
とりあえず、外装剥ぎました。
腰上
腰上外します。カムシャフトもロッカーアームも自作SSTで抜けました。何個か固着しているボルトがありましたがなんとか外せました。
シリンダの状態はクロスハッチは残ってるが若干の縦傷有。指で触っても段付きはないのでこのままで行きます。まぁ純正部品は廃番ですし、メッキシリンダなのでボーリングもできないのでどうしようもないんですがね!
外した腰上はメタルクリーン漬にします。入れた瞬間にこの汚れです。すごいです。丸1日漬け込むことにします。
クラッチ
クラッチ交換のためにカバーを開けました。
まぁ問題ないと思ったんですが…
クラッチハウジングに指で触ってもわかるくらいの段付きあり…
とりあえず、オイルストーンで均しておきました。
Aliで購入したクラッチとフリマアプリで買った新品のフリクションプレートに交換しました。またクラッチスプリングがBw200のスプリング(90501-243J7)が強化スプリングになるとのことでそれに交換しました。
カムチェーン
カムチェーンのガイドを見たら思った以上にヒビや割れがあったのでチェーンも含めて交換することにしました。チェーンよりガイドの方が高いのは意外でした。たぶんチェーンはDID製でガイドは専用品なのでその違いでしょう。
以下、画像はないですがやったことです。
- ホイールベアリング打ち替え
- 前後ブレーキディスク装着
- チェーンローラー装着
- 電装系修理
- 中華PWK装着(セッティングはMJ120、SJ32、AS戻し1と1/2)
- ハンドル交換
- スイングアームとリンクのグリスアップ(サビサビだったのでどこかで交換予定)
始動動画は以下をご覧ください。部品の手配やらスコティッシュの整備と並行やらで3か月ほどかかりました。
今日はセローの前後ホイールベアリング打ち替えて、チェーンローラー付けて、電装系治して、ハンドル交換して、中華キャブのオーバーフロー治してついでにセッティング替えた。
— ほげ (@Nameless_Grave) 2020年11月30日
公道走れる状態になったので今週のどこかでナンバー交付に行きたいな pic.twitter.com/eqF8SSOtJo
12月頭現在この状態でナンバーを取得して約30kmほど走行しましたが問題なく走っています。
今後やること
走れるようにはなったので山仕様にしていきたいと思います。
- タイヤ交換(前後VEかな)
- ステムベアリンググリスアップ
- スイングアームとリンクのベアリング化
- 520コンバート(スプロケットは入手済み)
- フォークOH
- マフラー交換
タイヤ交換して520にコンバートしたら山に持っていきたいと思います。
長くなったので最後の車両入替については別記事にて。